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ちょんまるキャンプ♪

2010年ごろから何気に始めたファミキャン。なんとかツキイチキャンプを目指しています^^
キャンプ以外にもお出かけや料理やスキーに田んぼ等、多趣味なオヤジのブログです。今はカヤックと登山に興味津々です^^

強行の立山での憂鬱

  

知らぬ間に前回の投稿からすでに4ヶ月弱w

みなさま、ご無沙汰しております^^;
強行の立山での憂鬱

3月4月は例年仕事のピーク。
そんなこんなもあってなかなかブログ更新ができずにおりました。

インスタって手軽で便利なものがあるのでついついそっちで済ましてしまいがちですが、
ブログはブログの良さがありますので、
これはこれで続けていこうと思っているのですが、
それがなかなか思い腰が上がらないww

それでもレポが溜まるというほどの外遊びもできていないのですが^^;
早く書かなきゃ記憶が薄れていってしまうのですよね〜。


今回のレポも去年の10月のもの。
半年以上前の記事なので記憶が定かでない部分も多いのですが、
とりあえずは忘備録的にあげておきますので
よろしければお付き合いください。



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初めての父子二人でのテン泊登山


昨年の10月9日。
今季最後の北アルプスということで立山に向かった。
中1の長男も行くというので初めて父子二人でのテン泊登山だ。

長男はバックパックキャンプは2度目だ。
一度次男も一緒に小梨平でキャンプしている。
その時は登山と言えるほど歩いてはいないのでテン泊登山はほぼ初めて。

まぁ、私も3回ほどしか経験していないので偉そうには言えないのであるが、
それでもザック背負って何時間も山道を歩くということが初めての彼のために
立山を選んだ。

それというのも
2,500mまではバスで行けること。
先にテン場でテント張ってから軽装で頂上に行けること。
体調に合わせて雄山ピストンか別山周回などルートが選べること。
など、初めての彼にとっては好都合な条件が揃っている。

私はというと、9月に涸沢に行っていたり
地元の低山、比叡山で自己最速記録を出したりしていたので
不安要素はなく、意気揚々と出発したのである。


深夜の出発



今回も仕事終わりに出発。
準備はほぼ前日までに済ませていたので、
風呂を済ませて着替えて出発。

すでに8ヶ月ほど前のことなので記憶が定かではないが、
帰宅が結構遅れてしまい家を出たのは確か10時を過ぎていたと思う。

立山はマイカー規制があるため、登山口まで車では行けない。
マイカーで行けるのは立山駅までだ。
幸い立山駅前には無料駐車場がたくさんある。

まずは立山駅を目指し深夜の高速道路をひた走る。
ただ途中でどうしても眠たくてたまらなくなりSAに入り30分だけ仮眠をとった。
そしてまた走り出す。

そうして立山駅に着いたのは3時を過ぎていた。
すると駅から近い駐車場はもういっぱい状態。
3時という時間もあってか係員も居ないのでどこに停めていいのかわからず、
しばらくあたりを車でウロウロしていた。

すると係員らしき人が出てきて誘導をしているのを見る。
慌ててそこに向かうと駐車場の入り口あたりに路駐するように言わる。
ここを逃すと少し遠い駐車場になっていたと思われるのでラッキーだった。

ただ、30分はウロウロしていたと思うので寝る時間がなくなってしまった。
駐車場に停めたのがもう4時ぐらいであったので寝る時間もないかと準備を始める。
コンビニで買ってきた朝ごはんを食べて目を覚まさせる。

後部座席でずっと寝ていた長男も起こして準備。
5時頃には車を出て立山駅に向かう。


ケーブルとバスを乗り継いで



立山の登山口である室堂ターミナルへは
立山駅からケーブルカーに乗って美女平へ行き
そこから立山高原バスに乗りついで行く。

ケーブルカーの始発が6:00なのでそれに乗れればありがたい。
と5時に立山駅に向かった。
強行の立山での憂鬱

するとどうだ。
まだ空も暗いのにすごい人だ。
切符売り場も既に大行列。

仕方がないので並ぶ。
切符を買うのに30分は並んだ。
それでももちろん始発の分は取れない。
確か6:50ぐらいのだったと思う。

もちろんケーブルカーは激混み。
身動きもできないぐらいで状態で美女平へ。
乗車時間は7分ほどなのであっという間だ。

乗るところを写真を撮るのを忘れたので
降りたところで写真を撮った。
強行の立山での憂鬱
ケーブルカーは私たちを降ろした後、次の客のためにいそいそと下っていく。


ケーブルカーを降りてからもバス待ちの行列が待っている。
ただバスは次々来るのでそれほどまたずにバスには乗れた。

このバスは1時間弱かけて室堂まで運んでくれる。
寝不足の私にはかなりありがたい。
このバスで30分ぐらいは寝ることができたと思う。

ただところどころ絶景ポイントでは停車してシャッターチャンスを知らせてくれる。
そのアナウンスで起こされてしまうのだ。
しかし長男はこのバスでもほとんど寝ていた。


室堂



バスは高原道路をくねくね進み、室堂ターミナルへ到着した。
降りるとそこはもう登山口だ。

強行の立山での憂鬱

天気も良いので気持ちが良い。

強行の立山での憂鬱

記念写真も撮ってもらった。
この時はまだ体調も悪くなかった。

とりあえずは雷鳥沢キャンプ場に向かう。

強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
途中湧き水を汲むことができた。
一応水は担ぎ上げてきているがせっかくなので汲んでおく。

強行の立山での憂鬱

雲海も見えテンションが上がってくる。

しかしこの雷鳥沢までが地味に遠い。
ちょっとしたアップダウンもあったがどんどん進む。

20分ほど歩いてようやくテン場が見えた。
強行の立山での憂鬱

あそこまで下がらないといけない。
下がるということは後で登り返さないといけない。
気が滅入る。

雷鳥沢キャンプ場には8:53に到着。
受付を済ませテントを張る。

今回のテントもBig SkyのChinook2P。
急いでいたので写真を撮るのを忘れる。
テントの中に不要なものをデポして、雄山に向かうことにする。

体調が・・・でも雄山へ



テン場を出たのが9:30。
ここから雄山までのコースタイムは3時間。
テントは張っているのでゆっくり行って帰りが少々遅くなっても問題ない。

と思ってゆっくり出たのだが、テン場からの最初の登りで足が動かない。
どうもおかしいのだ。

高山病かとも思ったが、頭痛がするわけでもなければ吐き気もない。
朝飯をそんなに食べてないのでシャリバテかと思って行動食も食べて見るが改善しない。
そんな私を放っておいて長男は先へ先へと進んでいく。

9月に涸沢まで登った時にはこんなことはなかったのだが、
足が全然進まないのである。

休み休み進み、なんとか一の越へ到着。
11:14着。ほぼコースタイムと変わらない。
コースは綺麗に整備されているし迷うこともない。
それなのに足が全く進まない。

そうだ。寝不足だ。
昨夜30分ずつ2回。合計1時間しか寝ていない。
高山病の症状でもないので、もうそれしか原因が思いつかない。

一の越でとりあえず昼食を食べた。
山荘でカップラーメンを買ってお湯を入れてもらった。
お湯を沸かすのさえ面倒だったのである。
それと朝食の残りのおにぎりをいただいた。

昼食を終えて一の越出立は11:41。

ここからがザレた岩場の登りだ。
強行の立山での憂鬱

頂上までのコースタイムは60分。

体の不調の原因が寝不足だとすると寝ない限り回復はしないであろう。
諦めて急がずゆっくり登った。
息子は相変わらずどんどん先にいく。

70分かけて頂上へ到着。
コースタイム以上の時間がかかった。

強行の立山での憂鬱
雄山3,003m。
自己最高の標高、初の3,000mオーバーだ。

しんどかったけど山頂はやはり爽快感が湧き上がってくる。

強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱

強行の立山での憂鬱
上から見ると室堂もテン場もあんなに小さい。

強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱

しばし景色を堪能する。
強行の立山での憂鬱


山頂付近はそんなに広くはないので、10分ほど休憩をして下山を開始する。
私の体調がよくないのでもうテン場に直行だ。

強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱

テン場に戻る途中、雷鳥荘のあたりで人だかりができている。
そしたら雷鳥さんが散歩をしていたのだ。
強行の立山での憂鬱

もちろん雷鳥を生で見るのは初めてだ。
たくさんの人間が遠巻きに眺めているのに恐れることなく悠々としていた。

雷鳥さんに別れを告げて、雷鳥沢ヒュッテで生ビールを1杯いただいて、
夜の缶ビールも買ってテントに向かう。

強行の立山での憂鬱

このテン場には売店がない。
ビールが切れると雷鳥沢ヒュッテまで登って買いに行かなければならないので注意。

テン場に着いたのは16:00頃。
マットを膨らませたりシュラフ広げたリと就寝準備をして晩飯の準備にかかる。

息子はテン場到着後から死んだように眠っていた。
彼にとっても初の3,000m。やはり疲れていたのであろう。

17:00。
起きてこない息子を起こして夕食にする。
メスティンで米を炊きフリーズドライの牛丼と豚汁といういつもの山飯だ。
写真はない。
今回は体調が悪かったのもあって写真も全然撮れていないのが反省だ。

夕食後は雲が出てきた。
強行の立山での憂鬱

今回も星空はお預けかとテントに潜り込む。
長男と二人だけの時間。

次男はよく喋るのだが長男は無口。
こんな時ぐらいはとゆっくりといろんな話をした。

そんな時、近くに4〜5人のグループが来た。
彼らはそんなに大きな声で話しているわけではないが、
テントの中にいると結構聞こえてくる。

真横で話してるのではないかと思うぐらい談笑している。
夜中までこんな調子だとやだなぁと少し嫌悪感が芽生えていた。

そうこうしていると彼らが一言。
「うわ!すごい星空!」と。

何!
星空出てるのか!?
急いでテントから出る。

強行の立山での憂鬱

北アルプスでの初めての星空は素晴らしかった。
写真の腕はその素晴らしさの万分の一も伝えられていないのが申し訳ない。

何カットか写真を撮ったがもう面倒になり
目に焼き付けようとテントに戻りシュラフに潜り込み
顔だけテントから出して息子と星空鑑賞会。

流れ星もいくつか見れた。
隣で騒いでいたグループに感謝しなければいけない。
曇ったままだと思ってそのまま寝てしまうところだった。

ちなみに彼らは真隣に居るとのかと思っていたが、実際は5〜6mは離れていた。
それに談笑というほどではないのだが、山の静かなテン場では大きく響く。
これは今後自分にも戒めないといけないと思い直した。


雷鳥沢キャンプ場



翌日、何時の起きたかは覚えていない。
ただ前日の寝不足もあってそんなに早くはなかったはずだ。
カメラにもモルゲンロート的なものもないし、それを狙ってテントから出た記憶もない。
多分七時過ぎまで寝ていたと思われる。

朝食はいつもの鮭雑炊と味噌汁。
フリーズドライだが結構イケるのだ。
ただ鮭雑炊は量が少ないのが難点。息子には2人分作った記憶がある。

この日はもう降りるだけだったのでキャンプ場をウロウロ散策。

強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱

この日は前日以上にいい天気だった。

ここのキャンプ場はなかなかに広い。
トイレは管理棟にあり水道もある。
キャンプ料金は一人500円。トイレは有料だったかどうか記憶がない。

強行の立山での憂鬱
強行の立山での憂鬱
ザックは50Lと36L。
50を私が担いで36を息子が担いだが、これからは逆でいいかもしれない。
中学生の体力にはもう勝てない。





下山



名残惜しいが10:30頃にキャンプ場を後にした。
途中ちょっと回り道をして立山室堂山荘でランチ。
強行の立山での憂鬱

山荘で食べるカレーは格別だ。
昼前だったので山荘もまだ空いていたのでゆっくりさせてもらった。


その後、室堂ターミナルでお土産を買い、バスとケーブルカーを乗り継いで下山。
立山駅でソフトクリームをいただく。
強行の立山での憂鬱

そのまま車で帰路につく。



ということで今回は本当に寝不足にやられてしまった感が強い。

基本私の山行は仕事終わりにそのまま車で向かい駐車場で仮眠、というパターンが多い。
その中でも今回は特に睡眠時間が短かった。

山行準備は基本前日までに終わらせているのだが、
帰宅時間が遅れたのが一番の問題だ。
仕事のためなかなか帰宅時間が読めないこともあるが、
今後はもうちょっと早く帰れるようにしておかないと、と改めて思った。

しかしいい経験ができた山行だった。

これで私の今年の北アルプスも終わる。
翌年に向けて近場の低山で雪山も経験して
また北アルプスに戻ってきたい。

やっぱ山はいい。
何がいいのかの答えはでないが、
その方がいいのではないかと今は思う。
そうすればずっと山に行けそうな気がするからだ。


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