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ちょんまるキャンプ♪

2010年ごろから何気に始めたファミキャン。なんとかツキイチキャンプを目指しています^^
キャンプ以外にもお出かけや料理やスキーに田んぼ等、多趣味なオヤジのブログです。今はカヤックと登山に興味津々です^^

キャンプにおける危機管理を考える、の巻。

  

ニュースで見られた方も多いかと思いますが、
またキャンプで痛ましい事故が起こってしまいましたね…。
心よりご冥福をお祈りします。


キャンプブームということもあって分母が増えるとこういう事故も増えるのでしょうか。
最近多い様な気がします。

今回の事故もそうですが、対策をきちんとしておけば起こらなかった事故です。
そしてまた子供が犠牲になってしまいました。
ほんといたたまれません。


最近、ボクのブログの検索ワードを見てみると「冬キャンプ」のワードが増えています。
今年キャンプ始めて楽しさを知って、冬もしたいけどどうしたらいいのでしょう?的に
ブログで情報収集している方も多いのではないかと思います。

かく言う私も最初はそうでした。
色んなブログを読みあさって情報を得ていましたからね〜。


だからココで、今一度キャンプに置ける危険性を再確認しておきたいと思います。



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まずは、なんと言っても1番はですよね。
特に冬場は寒いですから暖房用に薪ストーブや灯油ストーブなどを持ってキャンプされる方も増えます。
中には練炭や豆炭でコタツを持って行かれる方も居られますよね。


ボクも冬場は、薪ストーブ使います、武井バーナーを使う事もあります。
でも使う時はスゴく気を使います。
触ると火傷しちゃいますから


特に子供には「触らない事!」とキツく言って聞かせます。
言っても分からない様な小さい子供が一緒の時はストーブガードも設置します。
キャンプにおける危機管理を考える、の巻。


煙突も熱くなりますから外もガード。
キャンプにおける危機管理を考える、の巻。


ま。でも火傷で済んだらまだ良いですよね。
怖いのはやっぱり一酸化炭素中毒

これは目に見えませんし匂いもしません。
気がついたら身体が動かなくなって最悪の場合死に至ります。

そして今回の事故はこのケース…。

ホントに危険です。

特にテントなどの密閉された空間は普通の部屋等に比べて格段に狭いですから、
一酸化炭素が充満するのも早いです。

薪ストーブを始め灯油ストーブや、豆炭、練炭など幕内で燃焼系の暖房器具やランタンの使用は
かなりの危険が伴う事を理解した上で対策をきちっとして欲しいと思います。

薪ストーブはまだ排煙を煙突で外に出しますので、その危険性は低く思われるかもしれませんが、
それでも対策はキッチリとしておくに越した事はありません。


では、その対策は何かと言うと、

①定期的な換気
②警報機等の設置
③寝る時は必ず消す


ですかね。

冬場は寒いですから換気すると幕内の暖気はあっというまに出て行ってしまいますので
あまり気が進まないかもしれませんが、死ぬよりマシですw
30分に1回は換気するとか、ベンチレーターは開けておくとか、ですね。

また、一酸化炭素中毒の他に締め切った幕内では酸欠も起こりやすいです。
こまめな換気を心がけましょう。


そして警報機。
私も幕ストーブの時期は持って行きます。しかも2個。
1個壊れれたり電池切れてたりするとダメですから。


そして、寝る時は暖房は消して寝ましょう。
寒いですけどw

ボクが灯油ストーブを使わずに薪ストーブにする理由の一つがコレです。
薪ストーブは朝まで燃え続けないからです。

灯油ストーブは点けて寝ると灯油がある限り燃え続けます。
もし寝ている間に不完全燃焼を起こしたら、もう気付いた時には身体が動かないかもしれません。

だから必ず消して寝ましょう。
そりゃ寒いでしょうけど、それは他でカバーできます。

シュラフを-30度対応などのいいヤツにするとか、一杯着込んで寝るとかね。



そして、
④子供だけにせずに大人が必ず付き添う
ことが大事ですね。


これにはもう一つの危険性の回避もあります。

幕内で子供がはしゃいでストーブにぶつかって倒して幕炎上とか。
もう怖過ぎますよね。

コットン幕ならいざ知らず、ナイロン幕は数十秒で燃え上がるらしいですよ。
コットン幕でも先日燃やした方を知ってますしww
コットンでも燃えるんですよ。そりゃ布ですからねw

ま、石油ストーブなどはぶつかっても倒すまではなかなかでしょうけど、
ケロシンランタンとか蹴飛ばす事も十分考えられます。

ま、ランタンそのものは蹴飛ばさないにしても、
棚にぶつかり倒してランタン直撃、なんてコント的な事も起こらないとは言えません。


ちなみにボクは幕内の灯りは全てLEDです。


たまに雰囲気の為にオイルランタンを使ったりする事もありますが、
寝る時は必ず消しますし、もしものことを考えて燃料に灯油は混ぜてません。
ええ。面倒くさいのが大きな理由ですがw

でもパラフィンオイルだと燃料に引火する事はありませんのでまだ安心です。


そして何より、
こういった事故は自己責任で済まされなくなることもあるということを胆に命じておく事が大事だと思います。

「火傷した」ぐらいならまだしも、
「テント炎上」「一酸化炭素中毒」などは自分だけの問題では済みません。

隣りのテントに延焼するかもしれませんし、夜中に救急車呼んだりすると周りの方にも迷惑。
キャンプ場の経営に影響も与えるかもしれませんし、山火事に発展するかもしれません。

またもし死亡事故とかにでもなれば、その人の人生を奪う事になります。

それがもし自分の命だったとしても、残した妻や子供の人生を大きく狂わせる事になります。
ましてやもし自分の子供だったら、…、なんて考えたくもありません。


だからこそ、そうならないための対策を万全にしかも自分でしておくことが大事です。
だって、だれも責任を取れないんですからね。
失った命は戻りません。



「自己責任で」という言葉を良く見ますが、(ボクもブログ内で書いていると思いますが^^;)
これは、ブロガーの「責任回避」ですよw

つまり「これを読んでやるなら自分の責任でやってね。なんかあってもボクは知りませんよ」という意思表明ですねw


「自己責任」という言葉はそう言った責任回避から生まれた言葉だと思います。
「自己」とつけなくても、何でもやったことに対して必ず「責任」は発生しますからね。
つまり何をするにしても自己に責任があるわけです。

もし「一晩中ストーブ点けて寝てますが全然大丈夫ですよ」という記事を読んだとして
その通り実践して、事故が起こったとしても責任は自分にあります。
もし、その記事書いた人に責任が発生したとしても、奪われた命はどうにもなりませんから。

だからこそ自分で考えてできる限りのリスク回避の策を講じておくことが大事だと思うんです。


そしてこういう事故の犠牲者はホント子供が多いんですよね。
特に小さい子供は何もわからないんですから、親や大人が守ってあげなくてはいけないと思います。
寒さから守ってあげる以上に、危険から守ってあげましょう。



火の次に怖いのは自動車でしょうか。

オートキャンプ場などは特にサイトの横を車が行き来します。
子供は特にキャンプ場では走り回ったりしますからね。
運転する側はキャンプ場内は最新の注意を払って運転する必要がありますね。

また、子供達にも注意喚起が必要でしょう。
動いている車以上に停まっている車が危ないです。
急に動き出すかもしれませんから。

停まっている車でも近づかないように言って聞かせておく事が必要ですね。




そして次にでしょうか。

ブヨも噛まれると晴れ上がってスゴい事になるようですが、
やっぱり命に関わるというのはハチとかムカデとかでしょうかねー。


ただ、こればかりは注意しきれないですので、
刺されたときにどうするかを知っておく事が重要ですね。


まずは、その場からはそっと離れます。
大声出したり振り払おうとしたりして騒ぐとハチも興奮して余計に襲ってきますので注意。


そして毒を吸い出します。
こういう時の為に私はコレを常備しています。

コレがないからといって口で吸い出すのは危険です。
不衛生な上に、口の中の虫歯や傷からハチの毒が入る恐れがあります。

ポズンリムーバーの使い回しも危険です。感染症にかかる可能性があります。
一度使ったポイズンリムーバーはよく洗って消毒してから備えておきましょう。


そして虫さされの薬を塗りましょう。

抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏が適切です。

それから医師の診断を受けましょう。


一般的には傷口を冷やした方がいいと追われますが、温熱療法が効くという説もありますね。
どっちが良いかはわかりませんw



それから注意しないといけないのは、アナフィラキシーショックです。
これは蜂毒(ムカデも)へのアレルギー反応で起こる症状で、頭痛、めまい、嘔吐、呼吸困難などが挙げられます。

これらの強い症状が出たらアナフィラキシーショックと疑って至急救急車など救助を要請しましょう。
最悪の場合命を落とす事もあり得ますから。



それから昨今よく聞くのがマダニですね。

これに噛まれると感染症を引き起こし、死に至る場合もあるようです。
しかもワクチンの存在しないウイルスを持ったマダにも居るようですから注意が必要です。

マダニに刺されたら、焦って引きはがすとよくないと聞きます。
皮膚科等医師の診断を受けて、お医者さんに取ってもらう事をおススメします。


これに関しては刺されないように対策をする事が重要ですね。

・虫除けスプレーを利用する
・肌の露出を抑える(夏でも長袖長ズボン、サンダルもNG)
・帰宅後には目でチェック


コレ以外にも色々と対策はあると思いますので調べてみて下さいね^^





と、簡単にキャンプでの危険性を考えてみましたが、

他にもたくさんあるかと思いますし、防げる物と防ぎようのない物があります。

でも、そうならないようにする対策と、なってしまったときの対処処方を知っておく事は大事だと思います。



特に幕内での暖房器具の使用に関しては、気を付けていれば防げる事が多いです。


「冬キャンプ」などで検索して、いろいろと調べておられる方は、
こういった危険も見つけておられると思いますので大丈夫だと思うのですが、
怖いのはキャンプ場で見て何も考えずに「オレもやろ」と突っ走る方。

そう言う方はここで書いてても見てないのでどうしようもないですが…。



キャンプブームでキャンパーが増えてますし、
SNSなどで簡単にカッコいい冬キャンプの写真が見られますので。
冬キャンプの敷居も下がっているかもしれませんが、


危険は変わらずにそこにあります。
きちっと管理して楽しいキャンプライフにしていきましょう♪


とまぁ、自分の思う所をツラツラと書きましたが、
反対意見や違った見方をされるかたも多いと思います。


でもみんな楽しくキャンプしたいと思う気持ちは一緒だと思います。
悲しい思いなんてしたい人は一人も居ないと思います。
それぞれがそれぞれの思う所で注意して対策して楽しいキャンプライフを送りましょう^^



あ。真面目な話でしたのでなぞかけなナシでw














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